日下部先生にご依頼する前までは、税金の申告は家内が担当していました。確定申告の時期になると、期限に間に合わせるためにバタバタとして、その時期はとても仕事にならないような状態でした。年度末のみに申告すると領収書を探したり、やれどうこうと、ゴチャゴチャするケースがあり自社で処理をするのには限界を感じていました。

ちょうど「専門家にお願いしたい！」ということを考えていたときでもあって専門の方を探していたのですが、税務とか保険とか、長く契約をして関わりを持たなくてはならないものは、やはり同じくらいの歳の人の方が長く同じ環境でお付き合いしたいものです。

それが正に日下部先生のような方だったのです。今は毎月先生に来ていただき、試算表をチェックしてもらっています。以前と変わったことは、現在の仕事がどのような結果なのか、ということが数字で分かるようになってきたことです。

毎月出てくる試算表はちょうど学生の“通信簿”のようなものだと感じています。この通信簿は結果が悪ければ、日々の生活を脅かすものと豹変してしまいます。そうならないためにも、1年まとめてもらう通信簿よりも、毎月結果を見れるほうがその間に軌道修正も出来るので「経営に役立つ経理」を実感しています。

また、他社との比較で自分の会社を認識することができるということも励みのひとつです。学生の“偏差値”のような感じです。その月の集計で採算がとれているかどうかを見ているだけでも経営の結果は変わってくると感じます。